ゲームの企画書を書こうと思った人が、
まず抱く疑問。

 「企画書の書き方がわからないんだけど…」

 「どう書き出せばいいんだろう?」

 「企画書のフォーマットはどんな風に決めたらいいの?」

 「面白い企画書ってどう書けばいいんだろう?」

 「一般の企画書の書き方じゃだめだ。
 ゲームの専門の『企画書の書き方』が知りたい!」


 面白いゲームを考えるスキルと、面白い企画書を書くスキルは「全然」違う。
 面白そうなゲームは、けっこう思いつく。

 けれど、面白い企画書っていうと…。
 はて?

 どう「面白さ」を表現したらいいんだろうか?

●企画書ストーリー

 あれは私がはじめてゲーム会社に入社して数ヶ月経った頃。

 夕方を過ぎた頃、ウロウロとフロアをうろつく社長と目が合った。
 そしてニヤッと笑った社長に「早急に企画書書いてくれ」と言われた。
 なんでも、明日なにか企画書を持っていかないといけなくなったらしい。
 あーあ、ふられちゃった、という顔の先輩。

 そのころは、プログラマをしつつ企画をやってたもんだから、かなり忙しかった覚えがある。
 それでも企画書は学生の頃からいくつも書いていたのでフォーマット自体はわかっていたつもりだった。
 しかし…。
 時間が無い!

 アマチュア時代は時間は腐るほどあった。
 締切などない。
 だがプロは、速さがものをいう。
 決められた時間にどれだけクオリティの高いものを作るか?
 それが問われる。


 夕方に振られて「明日の朝まで」というリクエスト。
 12時間くらいしかない!
 しかも徹夜確定だ!

 プログラムの仕事もある。

 いったいどうしろと!?
 苦虫をかんだ表情になる。
 「うぬっ…、なんでそんな無茶な仕事を…」
 そう思った。

 …でも、文句を言っていてもなにも始まらない。
 そう思い直した。
 自分はゲームを作りたくてこの仕事についた。
 やるしかないのだ!

 「できない可能性を考えずに、できる可能性を考えろ!」

 そう自分に言い聞かせて、その瞬間から気持ちを切り替えた。

 しかし…学生の頃から企画書を書いていたものの、わからないことがひとつ…。

 「企画書はどう書いたら『面白そう!』と言われるのか?」

 当時は時間がなかったため、もうガムシャラに書きました。
 とにかく思いつくことを箇条書きに書き出し、概要・内容・セールスポイントをまとめ、
描けるだけの絵を描き出し、なんとか体裁を整えるのが精一杯だったのです。

 「企画書はどう書いたら『面白そう!』と言われるのか?」

 …正直言うと、これは今でも苦心しているところ。

 だけど、長年業界に勤めていると、だんだん分かってくることがあります。

 企画書は、コレがあるとすごく面白そうに見える!

 企画書のプレゼンは、こう説明すると、興味を引ける!

 企画書は、コレを自問すると、面白く書ける!

 etc.etc..



 今回の特別レポートではそれらを整理し、まとめました。

●自分の思いを込める企画書

 最後に、プランナーを目指す方にひとつだけアドバイスを…。

 「よし、この企画はイケそうだ!!」

 「これはどうしても作りたい!!」

 「これが作れたら本望だ!!」

 「これを作らずに死ねるかよ!!」


 そういうひそかな熱意を持って、企画書書きに打ち込んでいる人は多いんじゃないでしょうか?

 でもプロのプランナーという職はそう甘くありません。

 自分がどんなに「よし!」と思った企画でも、プレゼンでツッコみまくられてボコボコにされてしまうこともあります。
 企画の内容がうまく伝わらなくて
「さっぱりわからない」と一蹴されることもあります。

 自分が「これは絶対作りたい!」と昔から温めていた渾身の企画でも、「そんなの売れないよ」とムゲに言われることもあります。

 ここでひとつ考えて欲しいのは、プロとアマチュアの違いです。

 プロは、アマチュアとなにが違うか?


 それはこなす量なんです。


 アマチュアはゆっくりと粘土をこねるようにアイデアを練りますが、プロはとにかく量を考えます。

 プロは「決められた時間の中でいかによいものを作るか」、それを常に考えているものです。
 (なぜなら…わかりますよね?)

 毎日毎日、とにかくゲームの企画を考えまくる。
 それを1枚の草案書としてまとめてスタック(蓄積)していく。

 とにかく考える! 電車の中で考える! 食事をしながら考える!
 歩きながら考える! トイレの中で考える! 月を見ながら考える!


 そしてとにかく書く! 電車の中で書く! 飲み会の最中に書く!
 携帯で書く! 立ち読みしている本の余白に書く! 手に書く!



 書きまくって書きまくって書きまくる!


 そうやって自分の引き出しを多くした人ほど、自分のネタが採用される確率が高くなるんです。
 何度ボツを食らおうが蹴られようが、とにかく数で勝負なんです。
 (これはプランナー以外の職種でもそうじゃないでしょうか?)


 だから、この特別レポートで企画書のコツを掴んだら、とにかくゲームを考えまくってください!

 (どんどん書くにはどんどんアイデアが生まれる柔軟な頭がなければいけませんが、それについても特別レポートを考えています。お待ちください)

 この特別レポート「ゲーム企画書の書き方 −基礎編−」では、以下のことがわかります。

企画書に書く「流れ」がわかる。

企画書で押さえるべきことがわかる。

どうして企画書で説得してはいけないのか? がわかる。

説得せずに、どう企画書を通すのか? がわかる。

プレゼンの相手のなにを動かせばいいのか? がわかる。

企画書のフォーマットがわかる。

コンセプトとはなにか? がわかる。

企画書に書く文章の基本がわかる。

表紙の書き方(重要!)がわかる。

ターゲット層とはなにか? がわかる。

etc.etc...

■目次
■はじめに

第1章 企画書を書く前にこれは押さえよう!
■1 企画書はなんのために書かれるのか?
●「どう企画書を作れば、わかりやすくなるのか?」
●「自分はなにを作りたいのか?」

第2章 企画書はこう考えて書く
■1 企画書で説得するな!
■2 「○○○!」と思う企画書とは?
■3 企画書に決まった形はない。だが…

第3章 企画書の根本とは?
■企画書の構成要素
●企画書文章の基本!
■1 表紙
●ゲーム名
●キャッチコピー
●サブタイトル
●イメージイラスト
●会社名
●その他
■2 コンセプト
■3 スペック
●ターゲット層
●プレイ時間(想定)
●開発期間(概算)
●開発人員(概算)

第4章 企画書はこの1点を書く!
■1 概要と売り
●1・企画書を書くのが単純な理由
▼○○○を先に持ってこよう!
▼規模の大きなゲームの場合
●2・掘り下げ
●3・プラスアルファと企画の展開
▼売りの補足説明
▼他に乗せるゲーム要素
▼○○○
▼○○○とのコラボレーション
▼○○○構想
■2 図と絵
●ゲームのイメージイラスト
●ゲーム画面
■3 プレゼンの+α
●○○○な説明は避けよう
●最強のプレゼン

■おわりに

企画書の書き方 −基礎編− 企画書は書く「流れ」をつかめばあとは簡単。しかし企画書で説得してはいけない!ではどうするのか…?ゲーム企画書の基礎を伝えます。
ゲーム業界でいくつもの企画をしゲームを作ってきたてきた著者が、実践的な企画書の書き方を紹介します。


ゲーム企画書の書き方
−基礎編−


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TAKA さん

ゲーム企画書の書き方―基礎編―
拝見させていただき、とても勉強になりました。これこそ「企画書!」という内容で簡略かつ明確でした。
今後、これで学んだことを活かしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。


Raziac@FlyteCat さん
まだ全部の本を完全に暗記したわけではないのですが、今のところ印象に残ったのは「ゲーム企画書の書き方」です。というのも、私はゲームプランナー志望で就職時に企画書を提出しなければならないのですが、書き方がまったく想像もつかなかったので、このレポートを参考にさせてもらったわけです。
内容としては、やはり実践経験から来ているレポートだけあり、企画書の書き方を1から知りたいプランナー志望にとっても十分な内容だったと思います。
読んでる途中に無性に企画書が書きたくなった時もありました。
多分知らないうちにすごく力がついているんだと思います。
そして、読み終えた今でも買って損はなかったな、と思っています。


deji さん

大変興味深く読ませていただきました。
中途で企画を目指すべく、奮闘していたときにあなたのサイトを拝見させてもらい感動しました。
なんとなく意識はしていたけど、形にはなっていなかった自分の考えをこれでもかと浮き立たせてくれました。
特に宮本茂論はよく出来ていると思います。
企画書の書き方も参考になりました。どの仕事にも通じることだと思います。自分は今までのゲームの形だけでは業界が終わってしまうのではないかという危機感も感じています。
人が「面白い」と感じるしくみを理解しつつ新たなゲームを開拓していく励みになりました。
毎週のメルマガも楽しみにしています。がんばってください。


鈴木 真之 さん

こんにちわ、まだ読み途中ですが大変に勉強になります。
実は私は今ゲーム会社の面接を何社か受けていまして、パワーポイントで企画書を作成しています。この本の書いてあることはまさに私が知りたくて渇望していたことの宝箱です。また自分の考えたゲームデザインを照らし合わせることで新たなアイデアも生まれ大変勉強になります。要点をメモして自分でまとめて壁にはっています。これらの文章を読み砕いて自分のものにできたらプランナー未経験ながら確実に力を付けられると思います。すばらしい!!!
また何かありましたら連絡いたします。失礼いたします。


ぺん さん

企画書・仕様書の書き方は非常に勉強になりました。
ゲームに特化した物はほとんどないので非常に役に立ちます。


長井さん

プランナーセットを買わせていただいた長井です。
セットで買ったものの一つ目ですが読み終わりました。
「Game Design Tips 48」。

実は今、企画書を書いているのですがどうも「これだ!」という感覚がつかめずに悩んでいました。
アイディアは出るけどうまく伝えられない気がしていたのです。
それで「ゲーム企画書の書き方」を購入しようと思い、また、後々必要になってくるだろうと思ってプランナーセットを購入しました。

そのセットに入っている「Game Design Tips 48」ですが、購入前に目次を見たとき「Tips ? 、なんか短そうだし、目次に書いてあること当たり前っぽいことばっかじゃん(スミマセン…)」て、思ってました。
けど、いざ見てみると確かに一つ一つ短いですが、それ以上に濃い!!
短いんではないんですね。ポイントを捕らえて、それを凝縮し、まとめている。タイトルだけでは当たり前だと思っていた内容も、それについて(コンパクトにまとめて)深く掘り下げてあるので、とても参考になりました。
このようにまとめられていると長い文章を読む必要がないのでお手軽ですね。


鈴木 さん

 はじめまして。
 印象に残ったレポートは全部なのですが、特に「ゲーム企画書の書き方」を現在進行形で役立たせていただいてます。
 ゲームの企画に携わって日が浅く、右も左も分からなかったのですが、早いうちにこのレポートに出会えたことで多くの時間を短縮できたと思います。もっと早くに出会っていなかったのが口惜しいくらいです。
 良質のレポートを本当にありがとうございました。


Y.W さん

プランナーズセットを購入させていただきました。
中でも「ゲーム企画書の書き方」はとても参考になりました。
このレポートは内容にあるようなノウハウが使われて書かれている、生きた資料であると思いました。


たっちゃん さん

凄く参考になりました!!
読みながら企画書を作っています。
企画書や仕様書を書く前に必ず読んでから書くようにし、書き終えたらチェックしながらまた読みたいと思います。


雛己 さん

ゲーム企画書の書き方―基礎編―を読ませていただきました!自分は中途でゲーム企画業に入ろうとしてる新参者なのですが、中途の応募に企画書が必要で悩んでた所だったのでとても参考になりました。


syuusui さん

現在ゲーム業界の仕事には就いていませんが、この職業に就きたいと思っています。そこでHPの応募事項などを見ますが、企画書の提出ということが多く、企画書の本などを買って見てみましたが自分の求めているものがゲーム業界の物ということなのかピンと来ませんでした。ネットで調べてもゲーム企画書の書き方などはさすがにありませんでした。それでも何かのヒントをと探していたらこのHPにたどり着きました。
レポートはさすがに現場にいた人からの内容だったので、いかに人に伝わりやすくするか、先を読ませるかなどのテクニックが盛り込まれていてよかったです。このレポートを参考にして納得のいく物を作りたいです。
企画書の書き方で蓄積した知識を生かすということが書かれていました。いくらインプットしてもアウトプットがないということは自分にもかなり心当たりがあるので、実生活でもアウトプットをなるべく活用しようと思いました。


ダイスケ さん

今月の22日にゲーム会社へプランナーとして面接を受けに行きます。
しかし、私は今までWEB制作会社で制作を担当でゲームの作り方など何も解りません。
市内の本屋に行ってもゲーム制作の書籍は全くなく、合ったとしてもプログラミングのみでした…。
そしてインターネットで色々と調べているうちに「ゲームのしくみ研究委員会」に出会いました。
私はゲームに対しての細かいノウハウは全くないですが、どれも読みやすく具体例がありとても理解しやすい内容でした。
ゲームのみならず、置き換えてみれば他の職種、業種でも精通するような事柄が多く、共感できる部分もあり、少し自信がわいてきました。
何回も、何回も読み直させて頂き、そして色々と構想や思っていることを書き殴っては膨らませたり、纏めたりして試行錯誤しています。もうそろそろ企画書に落とさないとダメな時期になってますのでこの1.2週間でがんばって纏めてみたいと思ってます。
一応課題では企画書を2案5ページ程度となってるのでどこまで出来るか解りませんが、今の自分の思いを全部その企画書で表現できればと思っています。
それを出来れば身近なゲームに興味のある友人に見てもらって補正修正などをして本番に望みたいと思っております。
年度末であり、今の職でも仕事は混みがちでなかなか時間がとれないところもありますがここが正念場ですよね…。


F さん

今回自分は、プランナーズセットを購入しました。
やはり、最初買うことに少しだけ抵抗があったのですが、どうしても内容が気になってきて購入を決意しました。
その結果、今までの自分の企画書の書き方がどういう風にダメだったかということが明確に解りました。
読む前の自分の企画書は、このプランナーズセットに書かれているやるべき事のまったく正反対のことをしていたのです(汗
今では買ってよかったと心から思っています。
まだまだ自分は勉強不足ですが、これを参考にして自分を磨き上げたいと思っています。
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