▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽ 8年目ゲームクリエイター・ムーブメント研究! ハ マ る 仕 掛 け を 作 る ! 第37回 「スタディ・メソッド(3)」 2004/12/27(mon) release 配信元:ゲームのしくみ研究委員会 http://www.n2gdl.net △▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△ ─────────────────────────────────── ■スタディ・メソッド(3) ─────────────────────────────────── ゲームのしくみの新田です。 メリー・クリスマス! いや、もう遅いですね。すみません(笑)。 クリスマスで思い出すのが、漫☆画太郎の漫画。 酔っ払ったサラリーマンが残業が終わって 「ちくしょー、こんな日にも残業だ、借金も減らねーし、メリークリスマス じゃなくてメリー・クルシミマスだ!」 というようなセリフに笑った覚えがあります(笑)。 大笑いしたのでそのコマに描かれていた絵もよく覚えています。 いや、それだけなんですが(笑)。 ●本を読んでも眠くならない方法 活字の多い本を読むと眠くなる! それをなくし、学習を加速させる方法! それは、「意味がわからない単語を読み飛ばさない」ようにすることです。 それだけ! 例えばですね、以下の文を解釈してみてください。 「入相が訪れ、子供たちは静まり返った。それまではもっと元気だった」 どうでしょうか。この文章の意味がわかるでしょうか? わかる人はかなりボキャブラリーがあって文才のある人だと思います。 私は初めてこの文を読んだとき、さっぱり! 意味がわかりませんでした。 なぜか? そう、「入相」がなんのことなのかが分からないからです。 意味のわからない単語があると、その前後の文章の意味もなくなります。 解釈できないからです。 解釈できない単語があると、文章は連鎖的に分からなくなっていきます。 その単語の解釈を含んだ単語があると、その意味は曖昧になり、その単語を 含んだ説明があると、その文章の解釈は間違いが多くなります。 そうなると、そうです。眠くなるんです(笑)。 意味がわからないから、読んでいてもさっぱり頭に入ってこない。 本を読むのは、単にページをめくる作業になる。 これはつまらない作業なんですね。 だから眠くなる。 この眠気を起こさないためには!? そうです。単語の意味を調べればいいんです。 辞書を用意して調べるんです! 「入相」とは「いりあい」と読み、「夕暮れ、日没」の意味です。 これがわかれば、文章は「あ、そういう意味なんだ」と100%理解できま すよね? このように私たちが慣れ親しんでいる日本語でさえも、こういった解釈の不 足が多々あります。 ですから、日々仕事で使う横文字、専門用語、略語などは、明確に意味を把 握しておくことをお薦めします。 そうしないと話が通じないことがよくあります。 意見の相違は、こういう「解釈問題」であることが多いんですね。 会話は誤解で成り立っている、という言葉もあるくらいです。 話している相手となかなか話が噛みあわないと思ったら、相手に「誤解があ るといけないので聞きますが、その○○はどういう定義で使ってますか?」と 質問しましょう。 それだけで問題が解決することがよくありますよ。 同じ定義で話をすると、話が先に進むんですね。 さてゲームのヘルプでも企画書でも文章ならなんでもそうですが、「わかり やすい」文章を目指すのであれば、いろいろな人が読むのを考慮し、普段使っ ている言葉だけで文章を構成することをお薦めします。 難解な横文字、専門用語、略語などは、使わないことです。 中学生レベルでわかるような文章にすることです。 もしくは、使ってもその後に言葉の意味を補足することです。 難しい単語を使うのは、識者が自分らの知的レベルを誇示し優越感に浸るた め、専門用語で「知識の壁」を作っているのだ、という見解もあります。 専門用語で一般人を煙にまいている、そういう解釈ですね。 (もちろん、文章の効率化として専門用語を使う場合がほとんどだとは思い ますが) 知識は広められなければ「学術」としての意味がありません。 だから、伝えるための文章は、なるべく平易な言葉を使いましょう。 そしてあなたが知を拡大するためには、昔の知を掘り起こすために、わから ない単語は徹底的に調べましょう。 そうすることで、眠り病はなくなります(笑)。 余談ですが、ハリウッド俳優のトム・クルーズは、「学習障害」の1つの「読 字障害」で、本の文章がまったく頭に入ってこないという病気でした。 (ほかにも、エジソンやアインシュタインも学習障害だったそうです) 彼は、その学習障害をこの単語の意味を1つ1つ調べるという方法によって、 克服したと言われています。 要するに今紹介した方法ですね。 学習に対してマイナスの能力を持った人が、あれだけの活躍をするようになっ た…。 それを考えると、あなたがこの方法を実践すれば、さらにいい結果が出るこ とを期待できないでしょうか? やってみる価値はありそうですよね? (了) メルマガ執筆の励みになりますので、よければ感想を送ってください! ↓書いてくださる方はここからどうぞ!↓ http://www.n2gdl.net/reviewform/reviewform.html ─────────────────────────────────── ■編集後記 ─────────────────────────────────── 今回は、ちょっと趣向を変えて学習について書きましたが、いかがだったで しょうか? 好評ならまた書いてみたいと思います。 感想はこちらまで。↓ http://www.n2gdl.net/reviewform/reviewform.html しかしもう年末ですね! 来年の目標をカッツリ決める時期になってきました。 今年はどうも具体的な数値目標を出さないで作業をしていたので、小ぶりな 結果でここまできた気がします。 来年はドカーン! と結果を出すぞ! ということで(どういうことだか)また次回! ─────────────────────────────────── ■ゲームのしくみ セットパッケージ情報 ─────────────────────────────────── ●ゲームデザイナーズセット ・Gamedesign tips48 ・宮本茂論 合計 \4,000 のところ \3,500(\500オトク!) ●プランナーズセット ・Gamedesign tips48 ・宮本茂論 ・ゲーム仕様書の書き方 合計 \5,000 のところ \4,000(\1,000オトク!) ●デベロッパーズセット ・Gamedesign tips48 ・宮本茂論 ・ゲーム仕様書の書き方 ・プログラムの達人1〜3セット 合計 \7,500 のところ \6,500(\1,000オトク!) 興味のある方は、以下のURLよりどうぞ。 http://www.n2gdl.net/bookshop/gametips48/gametips48.htm#setlist ─────────────────────────────────── ■これをヒントにゲームを作れ!! お薦め書籍 ─────────────────────────────────── ゲーム開発で役に立つ本を紹介しています。 以下のURLからどうぞ。 http://www.n2gdl.net/topics/topic003/index.html ─────────────────────────────────── ■バックナンバー ─────────────────────────────────── バックナンバーはこちらで見ることができます。 http://www.n2gdl.net/magazine/index.html ─────────────────────────────────── ■このメルマガについて ─────────────────────────────────── 新しく登録して頂いた方、はじめまして。 既に何度も読まれている方、ありがとうございます。 ゲームのしくみの新田です。 このメルマガはゲーム業界8年目の私が、 ・これからゲーム業界に入ろうとしている人 ・ゲーム業界に入ってまだ日が浅い人 ・人をハマらせるもの作りに興味のあるあなた に向けて、情報発信することを目的として発行しています。 また、ムーブメントつながりでビジネスモデル構築やマーケティング理論、 心理学、NLPなどにも非常に興味がありますので、これらの 「人をハマらせる」技術も、あわせて発信していきたいと思います。 どうぞ宜しくお願いします! みなさんと一緒に紙面を作りたいと考えています。 ご質問ご意見はメールでお気軽にどうぞ。 info@n2gdl.net フォームからも送れます。 http://www.n2gdl.net/reviewform/reviewform.html ─────────────────────────────────── ★★★★★★★★★ 相互広告・相互紹介大募集中 ★★★★★★★★★★★ 新創刊メルマガや部数に関係なく相互広告希望の方は下記のお問い合わせま でご連絡ください。 多くの皆様のお問い合わせお待ちしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お問い合わせ・感想はinfo@n2gdl.netまで ■発行・編集:ゲームのしくみ研究委員会 ■COPYRIGHT (C) 2003 STUDIO N2LAB. SOLE PROPRIETORSHIP. ALL RIGHT RESERVED. ■URL:http://www.n2gdl.net このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。配信中止はこちら http://www.n2gdl.net ■無断転載は禁止いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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